KATOのキハ65をやや格好良くする小加工
主に関西より西で活躍していたパワフル気動車です、冷房用電源と馬力の兼ね合いで組成に縛りが生まれていたキハ28・58形気動車の諸問題*1を一気に解決すべく製造されたとにかく凄いヤツなんです。
特にパノラミックウィンドウとスカートが格好良い…んですが、KATO製品はカプラーの構造上キハ65のチャームポイントと言うべきスカートが非常にダサくなっています。
スカート支柱が無いんですよ、なんだこれ。カプラーが左右に振れると支柱に接触するというのは理屈では分かるんです、だがダサい。
どうすりゃ良いか小一時間考えて出たのは「カプラーを振らせなければいい」という結論、そうだ、常に先頭に立たせればいいんだ。幸いキハ65形は急行形で末期には鈍行に格下げされ基本的に短編成で走っていた上、模型的には先頭に立たせた方が美味しい車両なので*2中間に入れないようになっても然程制約はありません。
という訳でそこらへんに転がってた1mmプラ角棒をスカートと同色に塗装し、支柱があるべき位置に接着。ついでに実車より明らかに明るい色だった幌も同色に塗ってあげました。ここまで5分。
たった5分のお手軽手抜き工作で顔が一気に引き締まりました、良いじゃないですか。
僕は非公式側の車番をまだ貼ってない程度には面倒臭がりなんですが、この工作*3は一瞬で終わるので楽でした。車番入れる方が楽だろって?それはそうです。
ちなみに最後の写真の急行砂丘、組成がキハ65-キロ28-キハ28なんです。いくら加工をした所でモーター車がいなければ走るもんも走らないんですね、見栄えを気にする前にキハ58を購入しろ、名を得る前に実を取れというお話でした。